はじめに
この記事では、「メルカリってよく聞くし、周りの人も使っているから自分も使いたいけど、どうやって始めたら良いのかわからない」という方向けに、新規会員登録から初回購入まで、画像付きで方法を紹介したいと思います。
学生の方や、主婦の方、ご年配の方まで幅広く理解いただけるように丁寧に説明するつもりです!
メルカリとは
上記画像の公式サイトの説明通り、要するに「デジタル版のフリーマケット」とお考えいただければ良いと思います。
休日にフリマにおもむき、自分の好きな品物を「値引き出ませんかー?」などとコミュニケーションを取りながら購入する、という経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか。
それがインターネット上の世界で行える時代になったのです!
私も使っていますが、本当に便利です。
「家の中に不要なものがあるけど、それをブックオフなどに持っていってもほぼお金にならないし・・・」と躊躇している方がいれば、是非メルカリを使ってみてください。
その数倍の価格で【不用品をお金に変えることができるのです!】
どうしてメルカリが良いの?
似たようなサービスで「ヤフーオークション(ヤフオク)があるじゃん!」と思う方もいるかと思います。
私自身も過去にヤフオクを使って不用品の売買を行なっていた時期がありましたが、自然とメルカリを使うようになっていました。。
この差はどこにあったのでしょうか?
いくつか理由を説明したと思います。
売買が簡単!
まず始めに思いついたのが「売買完了するまでが簡単・スムーズである」ことです。
実際の方法は記事の後半に記載しますが、メルカリには「らくらくメルカリ便」という発送方法があります。
これはどういうことかというと、「買った人、売った人がお互いの住所を知らせずに荷物が届く」仕組みなのです。
個人情報周りでトラブルが発生しないように配慮された仕組みなので、今のご時世とても便利です。
私自身もこの仕組みを見つけた時には驚きと感動がありました。
メルカリ上の全てのやりとりはこのらくらくメルカリ便を利用するようにしています。
※ヤフオクにおいても同様の匿名配送の仕組みが始まっているようです。
出品数(ユーザー数)が多く、欲しいものが見つかる
とあるデータによると、ヤフオクとメルカリのユーザー数はほぼ同等にまで増えてきたとのことです(メルカリがヤフオクに追いついてきている)
これにより、昔は個人売買で欲しいものを見つけようとした時にはヤフオク一択でしたが、メルカリでも見つけられるようになりました。(むしろメルカリの方が今は勢いがあります)
※とはいえ、王者ヤフオクが劣っているというわけでは決してありません。
ユーザー数が増えると、自然と出品数も多くなり、買う人が増えるとまた出品者が増える、という良いサイクルに入ることができ、さらにサービスが発展すると思います。
また、メルカリでは当たり前のように値引き交渉ができる雰囲気があることも特徴的です。
冒頭でも書きましたが、フリマのネット版と考えれば、値引き交渉をするのもある程度納得できますよね。
(逆に出品者の立場の場合は値引きされることを前提とした価格設定をされていることが多いです)
すぐに出品することができる
個人的にはここの差が大きいと考えています。
ヤフオクには「オークション出品」と「フリマ出品(メルカリと同等機能)」があるのですが、オークション出品をするためにはヤフープレミアム会員になる必要がありお金がかかります。
また、それぞれの出品方法にルールがあり、初心者にはとっかかりにくいシステムになってしまったと考えています。
(私が過去にヤフオクを利用していたときはオークション出品のみでした)
「フリマ出品したいけどよくわからない」という方が多い中、この差は大きいと判断しました。
メルカリをはじめよう
さて、ここまで記事をお読みいただき、「それならメルカリを始めてみようかな」 とお考えいただいた方向けに、メルカリの始め方を紹介していきたいと思います。
「いきなり買う(出品する)のはちょっとまだハードルが高いかも・・・」とお考えの方も、まずは会員登録を行なってしまいましょう!
何事もはじめの一歩を踏み出すことが大きな一歩になるはずです!
新規会員登録
まずは上記画像をクリックしメルカリのサイトへ移動します。
(ここからはスマホ版のサイトとして紹介していきますが、基本的にはPC版のサイトでも同様の操作で進めることが可能です)
画面上部に表示されている、「新規会員」ボタンを押下します。
すると、「メールアドレス」「Facebook」「Google」の3つの方法から会員登録が行える画面に遷移します。
ここでは「メールアドレスで登録」の方法を紹介します。
※Facebook, Googleアカウントで登録する場合はボタンを押下することでそれぞれのシステムの認証画面に遷移するためログイン後、メルカリ側から情報を取得されることに同意をしてください。
画面遷移後、それぞれの情報を入力していきます。
ポイントとしては下記になります。
- ニックネームに本名は入力しない(誰からでも閲覧できてしまいます)
- 「私はロボットではありません」にチェックを入れる
「私はロボットではありません」にチェックを入れると下記のような画面が表示されますが、指示された通りに選択していきます。
※ここでは自動車が写っている画像を全て選択します。
続けて、携帯電話でのSMS認証を行います。
これは、自身の携帯番号を入力することで、メルカリからメッセージが携帯電話に届き、そのメッセージに書かれた番号を入力することで「あぁこの登録はいたずらではないですね」とメルカリ側に伝えてあげる作業になります。
次に、それぞれ個人情報を入力していくことになります。
ここでは適当な情報ではなく、しっかりと入力していきましょう!
(登録完了まであと少しです)
ここまできたら登録完了まであと少しです。
最後に支払い情報の入力を行います。
ここでクレジットカードの入力を行うことで、購入時の再入力が不要になります。
「セキュリティコード」については、クレジットカード裏面の署名欄の数字のうち、右側3桁を入力します。(一部カードによっては4桁になりますが、大体は3桁になります)
お疲れ様でした!
これで会員登録は完了です!
早速「メルカリをはじめる」ボタンからメルカリを使ってみましょう。
まずは欲しい商品を検索するところから!
さて、いよいよメルカリを利用する準備が整いました!
とはいえここから先のガイドがないため、牛に例えると大きな牧場に放牧されたような気分になり、「何をして良いのかわからない」状態になっていると思います。。
安心してください。
まずは「何をお探しですか?」のテキストボックスをタップし、自分の欲しい商品を入力し、検索してみましょう。
(ここでは「プレイステーション4」と入れています)
するとどうでしょう。
私は「プレイステーション4の本体が欲しい」と思いながら検索したのですが、実際にはプレイステーション4のゲームソフトが表示されました。
これでは欲しい商品が見つからないため、さらに検索条件を変更(絞り込み)したいと思います。
続けて、画面上部の「詳細検索」画像を押下します。
表示された詳細検索画面から、「カテゴリー」を選択します。
今回の場合、「本・音楽・ゲーム」を大カテゴリとして選択し、中カテゴリで「テレビゲーム」を選択します。
さらに、「家庭用ゲーム本体」を選択します。
これら「カテゴリ」はメルカリ側が我々が探しやすいようにカテゴライズを予め行なっていてくれるものなので、自分で新しく指定することはできません。
この条件で、画面下の「完了」ボタンを押下して再検索してみると・・・
どうでしょう!見事に「ゲーム機本体」が絞り込まれて表示されました。
さらに「中古はちょっと・・・」や、「価格は3万以内に抑えたい・・・」などの個別条件はさらに検索画面の項目に設定して検索を行うことができます。
小ネタとして、「販売状況」という検索項目に「売り切れ」がありますが、これを指定することで「過去どのくらいの値段でやりとりされていたのか」の相場観を知ることができるため、いきなり「販売中」で絞ることはおすすめしません。
これを繰り返すことで、お目当の商品を探し出していきます。
この探す過程が面白いのもメルカリを使う上での醍醐味だと思います。
気になる商品があったら詳細を確認しよう
さて、気になる商品やお目当の商品が見つかったら、一覧画面から商品を選択し、詳細画面へ遷移します。
次に、商品の詳細を確認していきましょう。
「個人売買だから騙されたらどうしよう」などの不安はメルカリを使ったことのない方であればもちろんあると思います。
もしくは「自分の想像していた商品と違った」などの「思い込み」によるトラブルも避けたいですよね。
それらを避けるために、商品の詳細画面で諸々を確認していきます。
具体的には下記のようなことを確認していきます。
- 商品の状態:中古であればどの程度のコンディションなのか
- 配送料の負担:購入者負担になっている場合は要注意
- 配送の方法:ここで「らくらくメルカリ便」となっていれば匿名配送が可能です(私は常に匿名配送で絞り込んでいます)
- 発送の目安:購入後どの程度で発送をしてくれるのか
- 価格:ここは言わずもがなですね
- 商品の説明:ここで商品の型番や、状態、使用頻度などを確認していきます。逆にここが簡素すぎたり、明言を避けているような商品は購入しないようにしています。
上記のような項目を確認したのち、「これは買うかもしれない」と少しでも思ったら画面下部に表示されている「いいね!」を押下します。
この「いいね!」をする理由はいくつかあり、
- 他の購入候補者が商品にコメントをした際に通知がくる(ことで動向が探れる)
- 出品者が価格を変更した際に通知がくる(少しでも安くなったタイミングを見逃さない)
になります。
どうでしょう?いいねをしたほうがよりお得に購入することに繋がると思います。
値下げ交渉をしてみよう!
気になる商品があっても「もう少し安くならないかな」「具体的に500円ほど安くならないかな」と考えることがあると思います。
その時は、遠慮なく商品に対してコメントをしてみましょう。
ただし、このコメントの仕方でその後の値下げができるかの良し悪しが圧倒的に決まってしまいます。
絶対にやるべきではないこととしては(私が出品者として経験したことも含む)
- 「xxxx円で」などと値下げ後の価格のみをコメントする(挨拶等から始まると気持ちがいいですよね)
- 出品価格からかけ離れた価格を提示する(半額を提示されると出品者としてはびっくりしますよね。感覚1、2割なら考えてもいいかな?と思えます)
- 「予算の都合上、xx円しかないのです」などと自分の都合だけを押し付けようとする(出品者からしたら知らんがな、となります)
のようなことでしょうか。
逆に、「購入を検討させていただいているのですが、(具体的な金額)円にお値下げは可能でしょうか?(ただし出品金額から1,2割引き後の価格を提示)」すれば、応じてくれる方もいると思います。
ただし、商品詳細説明に「お値下げ不可」と書かれている場合もありますので気をつけましょう(それでもなお値下げ交渉するかどうかも含めて個人の自由ですが。。)
購入の意思が固まったら購入しよう!
最終的に「これを購入する!」と決まったら、詳細画面の「購入画面に進む」ボタンを押下しましょう。
※この段階ではまだ購入は確定されません。
再度ログイン画面が表示された場合はログインを行います。
購入確定確認画面が表示されるため、「購入する」ボタンを押下します。
これで購入は完了です!!おめでとうございます。
購入後のやりとり
購入をすると「取引画面」と呼ばれる、出品者と購入者専用の画面に遷移します。
ここでは出品者とメッセージのやりとりが可能です。
私の場合、出品者の立場であれば「購入いただきありがとうございます」や「発送のタイミングはxxになります」などの進捗をお伝えします。
購入者の立場であれば「購入させていただきました。短い間ですがよろしくお願いします」などとだけコメントし相手のコメントを待ちます。
コメントをする場合は画面下部にあるテキストエリアに入力することで相手にメッセージを送信することが可能です。
基本的には待っているだけで商品が到着します笑
初めての取引や高額商品購入の場合、相手がきちんと送ってくれるかどうかは心配ですよね。
その場合は取引画面上から商品の発送状況を知ることができます。
また、ヤマト運輸などの追跡サービスとも連動しているため、商品が今どこにあるのかも知ることが可能です(ヤマト運輸のwebサイトなどの遷移することで)
商品が到着したら受取評価をしよう!
購入者として唯一やらなければいけないことがあるとすれば、「商品到着後の受取評価」です。
同じく取引画面上から、「評価」の項目までスクロールし、「商品の到着を確認しました」にチェックをいれ、評価を3つから選択し、一言コメントを添えて「評価を投稿する」を押下しましょう。
ここで気をつけなければならないのが、「評価を投稿する」を行うと出品者に対してお金が振り込まれてしまう点です。
万が一、商品の中身や状態を確認せずに評価をしてしまった場合、取引のキャセンルをするためにメルカリの運営側とやりとりする必要があり手間がかかるため注意しましょう。
以上で、購入の取引は完了です!
気になること
とはいえ、メルカリを使う上で気になることは多いと思います。
私が感じた不安や経験の知見をお伝えしたいと思います。
商品が送られてこないことはないの?
さすがにこれは一度も経験がありません。
仮にあったとしても、上記に記載した通り受取評価をしない限りはお金が相手にいくことはないため安心できます。
相手とメッセージのやりとりをするのは怖くないの?
世の中いろんな人がいるので、中にはコミュニケーションが苦手だったり下手だったりする方もいると思います。
とはいえ、可能な限りそういう方と取引はしたくないですよね。
ですので、出品者の私としては、説明文やコメントでのやりとりには細心の注意を払い、相手に悪印象を与えないように配慮しています。
逆に購入者の場合は同様の観点を気にすることで、今までに変な方と取引をしたことはありません。
また、出品者のプロフィールをみると「今までにどんな評価を受けたのか」や「今までに何件の取引実績があったのか」をみることができるため、不安であればそこまで確認されることをおすすめします。
「今までに一度も取引実績がない」方の場合はもしかしたらいたずら出品者である可能性があります。
※もちろん、誰しもが最初は取引実績がないところからのスタートなためあくまで可能性としてお考えください。
値下げは本当にできるの?
これも上記で記載しましたが、出品者に対して丁寧な対応を心がけるところが最低限のマナーです。
それができてかつ、出品者側が値引きの余地があるのであれば値下げは可能だと思います。
出品者としての私であれば、ある程度早く売ってしまいたい心理状態であったり、「なかなか購入される気配がなかったけどようやくコメントしてくれた!」などの心理状態のときは値下げをしてしまう傾向にあります笑
まとめ
いかがだったでしょうか?
記事としては長くなってしまったのですが、いざ使い始めてみると難しいことはなく、むしろ購入後から商品到着までの流れが非常に簡素化されており使っていて気持ちのよいサービスです。
「まだ不安はあるけど使ってみようかな」とこの記事を読んでいただき感じていただけた場合、上記画像から是非とも会員登録し、メルカリを使ってみてください!