はじめに
いよいよiPhone XS (Max含む)が発売されましたね!
ダンボールの開封から、iPhone XSへのバックアップデータ復元までをやってみた記事も書いていますので、ご興味があればぜひ御覧ください。
さて、この記事では
旧端末で使用していたSuicaを新端末に移行する手順について説明したいと思います。
残念ながらiCloudからの復元だけではSuicaの移行はされません。
なぜ個別に移行が必要なのか
よく勘違いされやすいのですがSuicaの仕様上、
旧端末と新端末両方に同一のSuica情報を入れておくことはできません。
なぜでしょうか。
例えばですが、定期券を購入した状態で、複数端末に入れることができてしまった場合、二人で使い回すことも可能になってしまいますよね。。
おそらくそういった不正防止のためにユニーク端末利用のみできるのだと思います。
Suica移行はどうやって行うのか
さて、ここからが本番です。旧端末、新端末でそれぞれ行うことがあるため、別々に写真付きで解説していきます。
旧端末で行うこと
まずは設定アプリから「WalletとApple Pay」を選択します。

該当のSuicaを選択します。
詳細画面の一番下までスクロールし、「カードを削除」を選択します。
「えっ?本当に削除しても大丈夫?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
仕組みとしては、削除した際にiCloud/JR側に自動でバックアップが取られるとのこと。
ですので、ネットワーク環境が良い場所で行いましょう!
ネットワーク環境が悪い or ない場所で行うとどうなるのか・・・は怖くて試せていません笑


これで旧端末側の作業は完了です。
新端末で行うこと
続けて新端末で行うことですが、これまた簡単です。
まずは同様に設定画面から「WalletとApple Pay」を選択します。

続けて、「カードを追加」をタップします。

すると、どのカードタイプを追加するのか、の画面になるためSuicaを選択します。


すると、iCloudにバックアップされているSuica情報が自動で読み込まれます。
念の為情報に誤りがないかどうかを確認し、「次へ」をタップしましょう。

カードを追加する処理が走り、エクスプレスカード設定がされたことがわかります。
「エクスプレスカード」とは、iPhoneを各種リーダー(改札機など)にかざした際に、毎回Face ID認証を求められなくなる設定で、Suicaを使う上では必須の設定になります。
(毎回Face ID認証していたら、通勤ラッシュのときに嫌な顔されてしまいますよね笑)


最後にPush 通知が表示されて、設定は完了です。

おわりに
いかがだったでしょうか。
定期券や高額チャージをしている場合、「移行できなくてロストしたらどうしよう」などの不安はありますよね。
とはいえこの記事で紹介したとおり、かなり簡単な操作で移行を完了させることができます。
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また、LINEの移行の記事も書いてみましたのでぜひご覧ください。

